ワールドカップ 代表チーム

ネイマール、11戦連続無敗でブラジル史上6度目となるW杯優勝を意識

 パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールはどうやらワールドカップ・ロシア大会優勝を強く意識しているようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 ブラジル代表は日本時間10日晩にオーストリア代表と対戦し、マンチェスター・シティのFWガブリエル・ジェズス、バルセロナのFWフェリペ・コウチーニョ、そしてネイマールが揃ってゴールネットを揺らし、3-0と本大会に向けて上々の仕上がりを見せている。またブラジルはチッチ監督のもと、昨年6月に行われた宿敵アルゼンチンとの一戦で0-1と敗れて以来、公式戦11試合連続無敗をキープしている。

 ロシアW杯の優勝候補と謳(うた)われているブラジル代表だが、ネイマールはオーストリア戦後のインタビューにて「(W杯優勝という)夢を信じなければならない。我々はブラジル人であり、もっと夢見ることができる。何も禁じられていることではない」と語っており、ブラジル代表史上6度目となるW杯優勝は達成可能なものであると強く意識しているようだ。

 またネイマールと同じくオーストリア戦で得点を決めたガブリエル・ジェズスは「W杯前までの全ての試合ではW杯を戦うに相応しいレベルに到達することが重要だった。オーストリアはクオリティを兼ね備えたチームだったし、簡単な試合ではないと分かっていた。我々は素晴らしい出来だったし、グループステージではうまくいくだろう」とコメント。本大会に向けて十分手ごたえを掴んでいるようだ。

 なおブラジル代表は日本時間18日未明にスイス代表との初戦を迎え、その後コスタリカ代表、セルビア代表と対戦する。2月下旬の怪我もすっかり癒えたネイマールを筆頭に大一番でもゴールラッシュが見られるかもしれない。