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トッテナム、英代表主将ケインと2024年までの長期契約延長発表

 トッテナム・ホットスパーは日本時間8日深夜、イングランド代表FWハリー・ケインと2024年夏までの契約延長を公式発表した。8日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 ケインは11歳でトッテナムのアカデミーに加入し、そのままトップチーム昇格を果たすも、レンタル移籍を繰り返す。しかし2014年冬にトッテナムに復帰し翌2014/15シーズンには先発に定着し自身のキャリアにおいて飛躍を果たすと、4シーズン連続でリーグ戦にて20ゴール以上決め、かつ2015/16,2016/17シーズンにはリーグ得点王に輝くなど、クラブのエースとして欠かせない存在に成長している。

 また同選手を巡っては、以前からマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードをはじめとするメガクラブが関心を示していたものの、本人が度々クラブを離れる意思がないことを公言。そしてトッテナム首脳陣もケインのここ数シーズンにおける活躍を高く評価し、年俸引き上げによる契約延長で合意に達したようだ。

 なおイギリス紙『デイリーメール』が報じるところによると、ケインの年俸は1500万ポンド(約22億円)にものぼるようだ。同選手はこの契約延長について「僕はワールドカップ開幕に向けて非常に楽しみだし、そのワールドカップ前に契約延長できたことは良いことだ。これまで常に向上し続けることを目標に掲げているように素晴らしいシーズンを過ごしてきたし、来シーズンもそのようなものにすることができるだろう」と語っており、今後のさらなるクラブへの“貢献”を誓っているようだ。

 イングランド代表でもキャプテンに就任するなどフットボーラーとしてのキャリアにおいて非常に充実した時期を過ごしているケインだが、ロシアW杯や来季以降のプレミアリーグでファンからのかかる期待は更に大きくなることだろう。