リーグ・アン ラ・リーガ

バイエルン退団示唆のレバンドフスキにユーべ行きの可能性が急浮上

 ユベントスはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを放出する場合、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得に乗り出す可能性があるようだ。3日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 レバンドフスキの去就を巡っては、チェルシーやレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなどメガクラブへの移籍の噂が取りざたされている。また先週には同選手の代理人を務めているピニ・ザハビ氏が「ロベルトは環境を変え、自身のキャリアにおいて新たな挑戦をしたいと感じている」とレバンドフスキが移籍を志願していることを公言しており、バイエルン退団の可能性が大いに高まっている。

 これに対し、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は5月上旬に「ロベルト・レバンドフスキとバイエルンとの関係を心配する必要はない。関係はとても良い。我々は彼との契約がまだまだ残っているということを嬉しく思っている。何も心配することはない。来シーズンもバイエルンでプレーする」と語るなど、同選手を残留させる姿勢を崩していない。

 同選手に関する様々な憶測が飛び交う中、前人未到のセリエA7連覇を成し遂げたユベントスが争奪戦に加わる可能性が新たに浮上しているようだ。ユベントス首脳陣は2016年夏にナポリから契約解除金満額の9000万ユーロ(約115億円)を支払い獲得したイグアインを放出する可能性を否定しておらず、同選手放出時の後釜としてインテルのFWマウロ・イカルディとともにリストアップしているものとみられる。

 なおユベントスとバイエルンは過去にもFWキングスレイ・コマンやブラジル代表FWドウグラス・コスタ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルなどの取引を重ねており、良好な関係にあると考えられているようだ。果たしてレバンドフスキはこの両クラブ間のビッグディールに絡むことがあるのだろうか。