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デュッセルドルフ原口元気、ハノーファーで浅野拓磨と“共演”の可能性も

 フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF原口元気にハノーファー移籍の可能性が浮上しているようだ。31日、ドイツ誌『キッカー』がこれを伝えている。

 ワールドカップ・ロシア大会への出場メンバーに選出された原口は今季、ヘルタベルリンで出場機会に恵まれず、今年1月にデュッセルドルフへ半年間のレンタル移籍を果たすと左サイドを主戦場として主力に定着。同じくロシアW杯のメンバー入りを果たしたFW宇佐美貴史とともにチームを2. ブンデスリーガ(ドイツ2部)優勝に導き、かつブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。

 その原口の去就を巡っては、デュッセルドルフが完全移籍での獲得を目指してヘルタ・ベルリンとの交渉を行う可能性が伝えられていたものの、ここに来てハノーファーが獲得に名乗りを上げた模様。

 どうやらハノーファーは既に300万ユーロ(約3億8000万円)でオファーを提示したものの、同選手の保有元であるヘルタ・ベルリンは500万ユーロ(約6億3000万円)を要求しており、金額に開きがある模様。またヘルタ・ベルリンはロシアW杯後に同選手の市場価値が上昇する可能性を考慮し、売却を急がないという見方が広まっている。

 なお原口にはハノーファー以外にブンデスリーガのとあるクラブが興味を示しているものとみられるが、クラブ名は明らかになっていないようだ。ロシアW杯でのパフォーマンスにも注目の集まる原口だが、果たして大会後に所属クラブを変えることはあるのだろうか。