プレミアリーグ レスター・シティ

岡崎慎司所属レスター、ピュエル監督の今夏退任は既定路線か

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのクロード・ピュエル監督は今季終了後にもクラブから離れる可能性が高いようだ。3日、イギリスメディア『talk SPORT』がこれを伝えている。

 レスターは昨年10月にクレイグ・シェイクスピア監督の後任として元サウサンプトン指揮官のピュエル氏を招聘(しょうへい)しており、昨年末までは公式戦で確実に勝ち星を積み重ねていた。しかし今年1月以降でリーグ戦4勝5分5敗と下降線を辿っており、現在リーグ戦残り3試合を残して勝ち点44の9位。プレミアリーグ残留を確実としているものの来季欧州カップ戦出場権は獲得できない可能性が高い。

 またレスターは日本時間4月28日晩に行われたプレミアリーグ第36節・クリスタルパレス戦で0-5と大敗。これを受け、試合後にクラブ首脳陣が緊急会談を行い、クラブとの契約を2020年まで契約を残しているピュエル監督の今夏退任で一致したものとみられる。そのピュエル監督の後任にはニューカッスルのラファエル・ベニテス監督や今年1月までワトフォードを率いていたマルコ・シウバ氏が有力視されているようだ。

 なおピュエル監督のもとで出場機会に恵まれなかった岡崎にとって、今夏に監督交代が行われる場合は事態が好転するかもしれない。2015/2016シーズンの優勝メンバーの一員である同選手はプレミアリーグでの挑戦を続けることができそうだ。