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バーディの相棒岡崎慎司は時代遅れ?レスターが新たな「10番」を模索

 レスター・シティが来季イングランド代表FWジェイミー・バーディの相棒を新たに獲得するようだ23日、英紙『レスター・マーキュリー』が報じた。

 レスターは2017年10月にクロード・ピュエル監督が就任。指揮官はフォーメーションを4-2-3-1に変更しトップ下の位置で多くの選手を試すように。そんなチーム状況の中、『レスター・マーキュリー』はバーディの完璧なパートナーは誰だと題し岡崎の立ち位置についても触れている。

 同紙によると「オカザキは最高のバーディの相棒だった。しかしそれは、レスターがボールを保持しない以前のスタイルでのこと。現在オカザキの野心的なアプローチが相手守備陣の脅威になっているかは大きな問題だ。ピュエルのもとで、果たしてそのポジションで必要なことなのだろうか」と疑問視。現監督ピュエル氏のポゼッションスタイルには岡崎は必要ない事を伝えた。

 現在のレスターのトップ下候補は岡崎の他にFWケレチ・イヘアナチョやMFリヤド・マフレズ、MFデマライ・グレイ、FWディアバテなどと候補がいるが監督の理想とする選手はなかなかいないとしている。

 そこで白羽の矢が立ったのはパリ・サンジェルマンのMFハテム・ベン・アルファだ。同紙ではバーディーの相棒には誰がふさわしいかアンケートを実施。そこでベン・アルファが38%の票数を集めトップに。続いてイヘアナチョが20%、マフレズが10%、ディアバテが6%。そして岡崎が5%と続いている。このことから現地のファンからも岡崎の立場は厳しいようだ。

 現在9位のレスターは今季残り9試合残っており、これからもいろいろな選手を試すことが予想される。岡崎は残す出場機会の中でワールドカップのへ向けてアピールするだけでなく、生き残りをかけた試合が続く。