アジア AFCチャンピオンズリーグ

Dr.TRIBE【試合診断書】ACLグループステージ第4節鹿島アントラーズ対シドニーFC

13日に行われたAFCチャンピオンズリーググループステージ第4節、鹿島アントラーズ対シドニーFC。

今回は試合におけるアントラーズのマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、アントラーズの監督とレフェリーについての分析、評価をする。

アントラーズMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):レオ・シルバ

アントラーズにとって、極めて重要な存在だった。特に守備面で、プレスのスイッチを入れる役割を担い、鋭い予測と正確なタイミングで相手に圧力をかけ、ミスを誘った。

アントラーズTHW(ザ・ハード・ワーカー):金森健志

サイドで、スピードに乗ったドリブルからクロスを供給し、相手ディフェンスを苦しめた。攻守に上下動をさぼらず、交代するまで非常に効果的だった。

アントラーズMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):鈴木優磨

積極的にシュートを狙う姿勢はストライカーとして重要だが、もう少しクレバーにプレーしなければいけない。チームが勝つことが最優先なはずだ。

アントラーズ監督:大岩剛

4-4-2のゾーンディフェンスを少し深めに敷いて、相手がハーフライン付近までボールを運んできてからプレスをかける、少し慎重な守備スタイルで試合に挑んだ。攻撃面では徹底的にサイドから崩してクロスボールをあげる方法で相手を脅かし、攻守両面で特に前半は機能していた。しかし後半は過密日程の影響もあったか、多少集中力が切れる場面も見られ危ないシーンを作られた。しかし結果的に勝ち点1をつかみ、依然として首位に立っているのは素晴らしいことだ。

主審:ハミス・アルマッリ

後半は中盤にスペースができ、カウンターの応酬のようになる時間帯もあったため、体力的に厳しい試合だったかもしれない。それでも前後半通して安定したレフェリングだった。


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