昨夏にバルセロナよりパリ・サンジェルマンへ史上最高額の2億2200万ユーロ(約290億円)で移籍したブラジル代表FWネイマールには様々な噂や報道が絶えない。それらのことに関して同選手が自身の思いを語っている。27日、スペイン紙『アス』が報じている。
ネイマールに関する様々なニュースや噂の仲で特に話題に上がるのがはチームメイトであるウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの不仲であろう。同選手は27日に行われた第23節のモンペリエ戦でクラブ史上最も得点をあげた選手になった。
17日の第21節ディジョン戦の時点でカバーニはあと1点でクラブ記録(当時)に並ぶところだった。しかしすでにハットトリックを決めていたネイマールが同選手にPKを譲らなかったことがPSGファンの逆鱗に触れた。この試合で大活躍したネイマールにブーイングを浴びせたのだ。
「もちろんブーイングには心が痛んだよ。だけど僕らは罵倒され、もしくは賛美を浴びるためにピッチ上の立つんだ」
「彼が記録更新間近だったのを知らないわけないさ。でも監督はPKのキッカーに僕を選んだ。そして皆知っているようにカバーニも僕にその権利を譲ったんだ。僕はひとりのプロ選手として責任をもってあのPKを蹴らなくてはいけなかった」
時に選手は機械的に監督の指示に従わなくてはいけない。まるでそう言うかのようにネイマールはこう語った。そして自分がPSGで不幸せであるとの報道を一蹴したいのか同クラブに対する思いをこう激白している。
「僕はここで友達やチームメイトといれてとても幸せだよ。僕はここに歴史を作るためにきた。全力をつくし沢山のゴールをあげるためにね」
PSGはチャンピオンズリーグのベスト16でレアル・マドリードど対戦する。その同クラブのエースであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとのトレード移籍の噂があがっていた。ネイマールは同選手そして同クラブに関してこう語った。
「僕はクリスティアーノを本当に尊敬している。彼はサッカーの歴史を作った男だ。10年は世界の頂点を争っている。僕は彼らに近づこうと頑張っているところだよ」
「ただマドリードはロナウドだけじゃない。他の選手たちも危険だ。(この試合が)決勝だとよかったんだけどね」
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