ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ、グレミオの新星MFアルトゥール・メロ獲得へ。最大のライバルはインテル

 今冬の移籍市場でブラジル代表MFフィリぺ・コウチーニョ、そしてコロンビア代表DFジェリー・ミナを獲得したバルセロナはさらなる動きをみせている。首位を走る同クラブが獲得を目指すのはかねてから注目していたグレミアのMFアルトゥール・メロだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 バルセロナはかねてより同選手獲得をめざしていることが報じられていた。そしてその成功が間近なようだ。しかし、この交渉が成功してもアルトゥールがスペインに移るのは今年の夏もしくは2019年になってからになる。

 これは現在すでに豊富“すぎる”中盤の選手を今すぐに増やす意味がないためだ。それでもバルセロナがアルトゥール獲得を目指すのは、同選手同クラブのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同クラブOBの元スペイン代表シャビを彷彿させる司令塔だからだ。

 グレミオのロミルド・ボルザン会長は最低でも5000万ユーロ(約67億円)の移籍金を要求している。もちろんバルセロナはグレミオと価格交渉をしており、なんらかのオプションで成功できるのではと考えているようだ。

 アルトゥール獲得への最大のライバルはインテルといわれている。しかしバルセロナが交渉において圧倒的に有利な立場にいるようだ。そして当初の報道で同選手獲得競争にその名があがっていたレアル・マドリードは、交渉から身を引いている。

 ブラジルメディアの『UOL』によるとバルセロナと同選手の交渉は最終段階に入っているようだ。それによるとバルセロナは31日までに同選手獲得を目指しているとのことだ。