ラ・リーガ レアル・マドリード

不振にあえぐジダン監督が覚悟を明かす「もうダメだと思ったら明日にでも辞める」

 レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダン監督は、限界を感じた場合には即座に辞任する意思を持っているということを明かした。27日にスペイン『マルカ』が報じた。

 今季、稀に見るスランプに陥ってしまい、なかなか抜け出すことができていないマドリード。先日行われたコパ・デル・レイ準々決勝の2ndレグで格下のレガネスに1-2で敗れ、アウェーゴール差で敗退が決定した。それだけではなく、リーガ・エスパニョーラでも、首位のバルセロナに19もの勝ち点差をつけられており、連覇は非常に厳しいものとなっている。

 昨シーズン、5年ぶりのリーガ制覇と前人未到のチャンピオンズリーグ連覇に導いたジダン監督はこの不振を受けて、明日行われるリーガ第21節の対バレンシア戦に向けての前日会見で以下のように話し、今すぐにでも辞任する覚悟はあるということを明らかにした。

「もしも私自身が『もうダメだ』と感じた時には、明日にでもマドリードを去る。サッカーには浮き沈みがある。私は現状を打破したいと強く思っている」

 また、続けて現在のチーム状況についても語った。

「私はチームの計画について不満はない。今季開幕前のチームには非常に満足していた。とても若いチームであるから、学ぶべきことがたくさんある。私は彼らに全力を尽くす。もしも夏の移籍市場に戻れたとしても、全く同じ決断をするだろう」