セリエA ユベントス

ユーべ、年内最後の公式戦で快勝。ディバラが2ゴールで完全復活アピール

 セリエA第21節のエラス・ヴェローナ対ユベントスが日本時間31日未明に行われ、ユベントスが2-0で勝利している。

 ユベントスは開始2分、左CKからDFメディ・ベナティアが頭で合わせるもクロスバーを超える。すると5分、ショートカウンターからFWゴンサロ・イグアインがポストを叩くシュートを放つと、そのこぼれ球を拾ったMFブレーズ・マテュイディがダイレクトで左脚を振り抜きゴールネット右隅を揺らした。

 先制に成功したユベントスは10分にもイグアインがグラウンダーのシュートを放つと、19分にはFKから再びイグアインがゴール左隅を狙うがわずかに外れる。反撃に転じたいベローナは28分、左サイドからFWダニエレ・ヴェルデがカットインからシュートを放つもゴールマウスからわずか右にそれる。

 それでもポゼッションを高めていたユベントスは38分にも決定機を迎える。左サイドのスペースをついたDFアレックス・サンドロがボックス内に送ったクロスにイグアインが合わせるもGKニコラスが反応し、CKに逃れる。ユベントスはこの後もベローナゴールに迫るシーンを作るも追加点を挙げることはできず、前半を1点リードで終える。

 後半もユベントスがペースを握っていたが、58分、ベローナはDFマルティン・カセレスがユベントスのビルドアップでのミスを突きカット。そのままシュートを放つと見事ゴールネット左隅を揺らし同点に追いつく。しかしユベントスは71分、右サイドからDFステファン・リヒトシュタイナーがマイナス気味のクロスを送り、それにFWパウロ・ディバラが右脚で合わせゴールネットを揺らし、再び勝ち越す。さらにディバラは77分にも巧みなドリブルでベローナ守備陣を交わすとそのままシュートを決めて追加点を奪う。

 終了間際までベローナゴールに再三迫ったユベントスはこのまま3-1で試合終了し、勝ち点を47まで伸ばしている。またディバラは久々の1試合2ゴールをあげ、完全復活をアピールした形となった。