ラ・リーガ バレンシア

バレンシア、黄金時代を超える好スタート。リーガ3強に風穴を空ける存在に

 開幕から好調を維持するバレンシアが快進撃を続け、クラブ記録となる勝ち点を獲得している。28日、スペイン『マルカ』が報じている。

 バレンシアは1990年代後半から2000年代前半にかけてリーグ制覇2回、UEFAカップ優勝を果たすなど黄金時代を迎えた。しかし、近年は低迷が続き毎年のごとく監督が解任。昨年に至っては5人の指揮官が交代で指揮を執る混迷ぶりを見せていた。

 しかし、今季からビジャレアルなどで好成績を残したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が就任すると状況は一変。第13節終了時点で無敗、クラブ記録となる勝ち点31を獲得する躍進を見せている。

 これはベニテス体制のもとリーガ優勝を果たした2001/2002シーズンを超える好スタート。ベニテス時代の13試合で8得点に対し、今季は13試合で33ゴールを記録。驚異の得点力を見せている。

 この好調に現地ではリーガ3強に(バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード)風穴を空ける存在と賞賛の嵐。14年ぶりのリーガ制覇へ期待が高まっている。