代表チーム デンマーク代表

モロッコが強豪コートジボワールとの直接対決制し5大会ぶりW杯出場決定。デンマークはホームでアイルランドとドローに。

 ワールドカップロシア大会・アフリカ予選の3次予選グループC第6節・コートジボワール対モロッコが日本時間11日深夜に行われ、アウェイのモロッコが0-2で勝利し、5大会ぶり5度目のW杯出場権を獲得した。

 グループ1位モロッコと2位コートジボワールが勝ち点1差で迎えた最終節、勝利か引き分けでW杯出場権を獲得するモロッコは前半25分、右サイドからMFナビル・ディラルがクロスを上げるとこれがこのままネットを揺らし、先制に成功。さらに直後の30分にはDFメディ・ベナティアが追加点をあげ、前半を2点リードで折り返す。後が無くなったコートジボワールは76分にFWサルモン・カルーを投入するなど反撃に転じようとしたものの最後までゴールを決めることはできず、モロッコが0-2で勝利した。

 またグループAでは、首位のチュニジアが3位のリビアにスコアレスドローで勝ち点1を獲得し、3大会ぶり5度目のW杯本大会出場を決めている。

 一方、W杯欧州予選プレーオフ1stレグ・デンマーク対アイルランドは0-0に終わっている。ホームのデンマークは開始からポゼッションを握ると11分、ロングフィードを受けたDFイェンス・ラーセンがペナルティエリア内からシュートを放つ。これをGKダレン・ランドルフが弾き、そのこぼれ球を拾った・アンドレアス・コルネリウスがシュートを放つも再びランドルフがセーブ。また32分にはMFクリスティアン・エリクセンが中央バイタルエリアから強烈なミドルシュートを放ち、そのこぼれ球をFWピオーネ・シストが押し込もうとするも、これはゴールマウス右にそれる。アイルランドは後半の67分にセットプレーから見せ場を作るものの、なかなかデンマークゴールを脅かすことができない。後半も試合のペースを握っていたデンマークは90分、最大の決定機がやってくる。ラーセンが左サイドからクロスを上げると、中央でフリーになっていたFWポールセンがヘディングシュート。しかしここもGKランドルフの好セーブに遭い、得点を奪うことはできず。

 両チームに1枚もカードが出なかったこの一戦はこのまま0-0で終了。2ndレグはアイルランドで日本時間15日未明に行われる。