セリエA

イタリア3部モデナ、除名処分が決定。給与未払いによる規定違反で105年の歴史に幕

 イタリア3部(セリエC)に所属するモデナが除名処分を受けることが決定した。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 モデナは財政面の悪化から数百万ユーロの負債を抱えており、今夏に財政問題が明らかになっていた。このことから選手への給与の未払いが続いており、5日には予定されていたサンタルカンジェロ戦をストライキ。今シーズン4度目の試合中止となった。これらのことから、事態を重く見たセリエCのパスクワーレ・マリーノ判事はモデナを除名処分とする判断を下した。

 セリエAで28シーズンにわたってリーグ戦を戦った経験のあるモデナ。最高成績は3位とイタリア国内では古豪として知られている。2003/2004シーズン以来セリエAの舞台からは遠ざかっていたが、今回の処分決定にはイタリア国内外で大きな話題を呼んでいる。