セリエA ミラン

ミラン、CL出場権確保失敗でスソ放出か。トッテナムは今冬での獲得に動く

 トッテナム・ホットスパーがミランのスペイン代表FWスソを冬の移籍市場で本格的に獲得する構えがあるようだ。22日、英紙『サン』が報じている。

 ミランCEOマルコ・ファッソーネ氏が21日にイタリア紙『ラ・スタンパ』のインタビューに応じ「チャンピオンズリーグの出場資格は必須だとは言わないが、CLは我々の計画の基本となる部分だ。失敗してもプロジェクトが破壊されることはない。ただ1年遅れてしまう。CLの収入が不足するので、1人か2人のトッププレイヤーを売却しバランスを取ろうとしている」とCLの出場権を逃した場合には選手の売却が必要になることを明かしている。

 有力な売却候補にスソが上がっているようだ。ビンツェンツォ・モンテッラ氏の戦術の中で居場所を見つけるのに苦労していることがその理由だという。そんな同選手にはトッテナムから今冬にも獲得のオファーが届く可能性があるようだ。

 トッテナムはスソの獲得に向け移籍金2200万ユーロ(約29億円)でのオファーを検討しているようだ。しかし、同選手は2022年までの新契約を結んだばかりで移籍条項に4000万ユーロ(約53億5000万円)の違約金が設定されている。スソの去就には大きな注目が集まりそうだ。