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ミランやレアルでプレーした元ブラジル代表MFカカが現役引退を示唆「監督を目指す」

 メジャーリーグサッカー(MLS)オーランド・シティに所属する元ブラジル代表MFカカが、現役引退の意思を明らかにした。9日、ブラジル『グローボエスポルチ』が同選手のコメントを紹介している。

 2015年からオーランド・シティでプレーを続けているカカは、自身のフィジカル面についての問題や将来の展望をブラジルメディアのインタビューで応えている。

「僕にとっては、もうプレーすることは嬉しいことではないんだ。試合を終えるとひどい痛みを感じるからね。身体が35歳という年齢を物語っているし、もう昔のようにはプレーできない」

 サン・パウロで選手としてのキャリアをスタートさせたカカは、ミランやレアル・マドリードで司令塔として活躍。2006/2007シーズンにはミランのチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献し、翌年のFIFAクラブ・ワールドカップも制して世界王者となった。またその年にはバロンドール(欧州年間最優秀賞)も受賞している。

 数々のタイトルに輝いたカカは、今後も監督としてサッカーと関わり続けたいと明言した。

「ジダンのようなキャリアは良いアイデアだね。まず少し休んでから、監督になるためのコースを受講するよ。そして下のカテゴリーから徐々に始めるさ。僕も彼のようなキャリアを送りたいね」

 元ブラジル代表カカの新たな歩みに注目が集まりそうだ。