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カカ、2009年夏にマンC入りを選択しなかった理由語る「クラブの計画が分からなかった」

 メジャーリーグサッカー(MLS)オーランド・シティSCの元ブラジル代表MFカカはレアル退団の2009年夏、マンチェスター・シティへの加入を選択しなかった理由を語っているようだ。5日、イギリス『Four Four Two』が伝えている。

 カカは2003年夏から6シーズンをミランで過ごし、2009年夏に6800万ユーロ(約92億円)という高額な移籍金でレアル・マドリードに加入している。この時、シティ加入の噂も取りざたされていたがそれが実現しなかった理由について、「確かにシティから提示された年俸額はミランで受け取っている年俸よりもはるかに高かった。けどシティへ行くタイミングとして適切ではないと感じたし、クラブのスカッドを強力にするためのクラブの計画が僕にはよく分からなかった。シティへ行くならば、ミランに残っている方がずっと良かったと思っているよ」と語っている。

 同選手はミランでは2006/2007年シーズンにUEFAチャンピオンズリーグタイトルを獲得するなど主力選手として充実のキャリアを送った。しかしマドリードでは度重なる故障に泣かされ本来のパフォーマンスを発揮できず、2013年夏に古巣ミラン復帰を果たしている。