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イラリー夫人、トッティ氏の引退について語る「必要な段階だけど心が痛かった」

 ローマのフロント入りを果たした元イタリア代表フランチェスコ・トッティ氏の妻イラリー・ブラージ夫人が引退を決意した夫への胸中を明かした。15日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 イラリー夫人はモデルの仕事などを行いながらテレビにも出演するなど幅広く活動しており、トッティ氏とは2005年6月に結婚。同氏との間には1人の息子と2人の娘を儲けている。天然キャラで知られるトッティ氏の私生活を面白おかしく描いたCMなどが有名で、おしどり夫婦として知られている。

 トッティ氏は昨シーズン限りで現役を引退。ローマのフロント入りを果たし、現在はコーチライセンスの取得を目指している。そんな同氏への想いをイラリー夫人が語った。

「私は彼がディレクターなんだということに早く慣れなきゃいけないわ。誰にとっても新鮮なことだと思うけど、私は残念だとは思ってないの。彼はシャツとネクタイがとても似合っているし」

「引退というのは、彼の人生の中で必要な段階ではあったけど心が痛かった。彼は生まれてからサッカーしかしてこなかったから。彼の人生だったのよ」

「物事にはやめなければならないタイミングがあるわ。その時が来るのは分かっている。その時を経験したとき、どんな反応を示すかは自分でもわからないものね」

 また、今後のトッティ氏の活動については「彼が落ち着くまでは支えてあげたい」と背中を押していく考えを明かしている。セリエAきってのおしどり夫婦は、これからも私たちにたくさんの明るい話題を提供してくれるだろう。