ラ・リーガ バルセロナ

背中に「Barcelona」の特製ユニ着用。バルセロナが開幕戦を勝利で飾る

 20日、リーガ・エスパニョーラの開幕戦でバルセロナがレアル・ベティスと対戦した。

 先日バルセロナ市内で起きたテロ事件を受けて、バルセロナの選手たちは、スペインリーグから許可を得て、バルセロナのテロによる犠牲者を追悼するための特別なユニフォームを身につけてピッチに立った。背番号の上には、通常の選手名の代わりに「Balcerona」の文字が入り、胸には、「TotsSomBarcelona」(カタルーニャ語で、全員がバルセロナだの意)の文字が入ったユニフォームだ。試合開始前には両クラブの選手たちが黙祷を捧げている。

 試合は37分にバルセロナがオウンゴールで先制すると、39分にもセルジ・ロベルトのゴールで追加点を挙げ、そのまま2-0で終了しバルセロナが開幕戦を白星で飾った。リオネル・メッシは惜しいチャンスを再三つくるも、得点することは出来ずノーゴールで終わっている。

 次節、バルセロナは26日にアウェイでアラベスと、ベティスは25日にホームでセルタと対戦する予定だ。