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アンチェロッティ氏、セリエAを語る「ボヌッチが抜けても1番はユベントス」

 バイエルン・ミュンヘン指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏が今季のセリエA主要チームについて語り、かつて自身が指揮を執ったユベントスとミランについても触れている。7日、イタリア紙『がゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 アンチェロッティ氏はボヌッチが退団してもユベントスが優勝に近いと考えているようだ。同クラブについてこう語っている。

「ユーベは6連覇を達成しているし、ボヌッチが抜けても彼らが1番だね。彼らは勝者のメンタリティを持っているし、補強だってまだ終わったわけじゃない。私のチームからコスタがユーベに行ったね。彼はイタリアでも成功するよ」

「ユーベが長期に渡り成功を収めているのは堅固なディフェンスを持っているからだ。アッレグリは自分が何をしているかわかっているね。チームを完璧にコントロールするだろう」

 アンチェロッティ氏は現役時代も在籍し、かつて指揮を執ったミランにも良い印象を抱いているようだ。ミランへの期待と、監督であるビンチェンツォ・モンテッラ氏についてコメントを残した。

「ミランに熱気が戻ってきたことをうれしく思う。ヨーロッパリーグ予備予選のサン・シーロは良い兆候だったよ。ミラニスタは飢えている。これは彼らの新しいスタートだ。新加入選手は素晴らしく、モンテッラも彼らを管理するのに適した指導者だ」

「私は彼らの今後が楽しみだね。でも時間は必要だよ。30分じゃ素晴らしい料理は出来ないだろ?最初の敗北のときイタリア人が何たるかを私は知っているから、サポーターたちがどういう行動をとるかはわかる。だけどモンテッラに十字架を背負わせてはいけないよ」