ラ・リーガ バルセロナ

C・ロナウドが裁判所に出廷。メッシに続き脱税疑惑に関する証言を行う

 レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがスペイン裁判所に出廷するようだ。31日、スペイン紙『マルカ』らが報じた。

 スペイン検察によると、C・ロナウドは2010年に創設された企業を通して自身の肖像権収入を不正に得ていた可能性があり、2011年から2014年にかけて総額1470万ユーロ(約18億円)の脱税した疑いがあるという。裁判によって有罪判決が下された場合は、少なくとも2800万ユーロ(約36億円)の罰金と3年半の懲役が言い渡される可能性があるようだ。

 スペインでは大物サッカー選手の脱税疑惑が頻繁に浮上している。すでに脱税で有罪判決を受けていたバルセロナのリオネル・メッシは21ヶ月の懲役処分に変えて、1日400ユーロの支払い(総額約3270万円)で合意。モナコのラダメル・ファルカオはアトレティコ・マドリードに在籍していた際の脱税で総額820万ユーロ(約10億6000万円)の支払いを済ませている。

 C・ロナウド本人とレアル・マドリードのクラブ幹部はともに容疑を否認しているが、もし有罪となれば懲役を免れるため巨額を支払わなければならないようだ。