サッカー史屈指の“お騒がせ男”カッサーノ

サッカー史屈指の“お騒がせ男”カッサーノ 写真提供:Getty Images
またアントニオ・カッサーノが“カッサナータ”を繰り出した。8日前にエラス・ベローナ加入を発表された同選手だが、現地時間の18日に突如としてホームシックを理由に現役引退が報じられた。しかし、そのわずか3時間半後に行なわれた記者会見で、カッサーノは現役引退を撤回。「一時的に気が弱くなっていた」と驚きの理由から現役続行を表明している。
イタリアではカッサーノのあまりの問題児ぶりに“Cassanata(カッサナータ)”というカッサーノが引き起こした問題を表す単語が作られたほどだ。今回、35歳にして再び世間を騒がせたことでイタリアメディアはこぞって、これまでのカッサナータをまとめている。今回はイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』の記事を参考に、悪童の10の伝説を紹介する。
1. U-21イタリア代表でベンチから退出

アントニオ・カッサーノ 写真提供:Getty Images
カッサーノの問題児ぶりは彼がU-21イタリア代表だった頃から顕著だった。2001年のルーマニア戦で試合後もベンチに居座り、当時のクラウディオ・ジェンティーレ監督と口論になった。その後、カッサーノはチームから追放されている。
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