【親善試合】代表デビュー戦で多くの時間を勝ち取ったFP田村龍太郎「しっかりアピールを続けたい」

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[2.1 親善試合 日本 2-1 タイ バンコクアリーナ]
ブルーノ・ガルシア監督の期待がしっかりと表れていた。日本代表は1日に行われたタイ代表との親善試合に2-1で勝利。FP田村龍太郎はこの試合で代表デビューを果たした。

今回の遠征に、日本代表は14人のFPで臨んでいるが、第1セット、第2セットの計8枠には代表歴の長い選手たちが入り、残りの6選手が第3セットを組む形で戦った。

そのなかで、最も長い時間、ピッチに立っていたのがFP田村龍太郎だった。その理由について、ブルーノ監督は「最も良いパフォーマンスを出せていた」と語っていたが、同時にチームのオプションとして左利きがほしいと強く願っていることもあるだろう。

実際に、日本代表は右サイドに追いやられたとき、そこから一気に左サイドへボールを展開できるレフティの欠如という問題に、長年苦しんできた。次のW杯まで2年を切ったタイミングになるが、ここから田村に可能な限り経験を積ませ、チームでより重要な役割を担える存在に育てていく可能性もある。

前半にはチームの6つ目のファウルをしてしまい、相手に第2PKを与えてしまう場面もあったが、下を向くことはなかった。「ファウルになってしまいましたが、続けていきたい」と、自身の持ち味がチームにプラスアルファをもたらすことを、第2戦でも証明していく。

以下、試合後の田村龍太郎選手のコメント
――代表デビュー戦、いかがでしたか?
田村 前半に6つ目のファウルをしてしまって、チームには迷惑をかけてしまいました。でも、自分の武器はプレッシャーをかける部分だと思っているので、そこの強度は絶対に落としたくありませんでした。そこにいった結果、ファウルになってしまいましたが、続けていきたいなと思っています。

――第3セットが6人で回していたなかで、田村選手は出場時間が長かったですね。
田村 左利きっていうのも大きいと思いますが、このまましっかりアピールを続けたいと思っています。

――戦術とかその辺のフィット具合はどうですか?
田村 まだまだ本当に覚えることが結構多くて。セットプレーの部分はまだまだ覚えるところが多いですが、ディフェンスとか目の前のできることを一つずつやっていって、試合にしっかり集中していければいいなと思っています。

――第2戦に向けえて一言お願いします。
田村 セットが結構、若手というか、主力組ではないメンバーで出ることが多いのですが、そのメンバーでしっかり点を取り、プラスで終わりたいなと思います。

――今回、大分から3人というのもやりやすさにつながってそうですね。
田村 そうですね。頑張ります!