
ヴィッセル神戸ミヒャエル・スキッベ監督の右腕であるセハット・ウマルコーチが、日本人選手の海外移籍について持論を展開。FC東京在籍歴のあるMF松木玖生(現サウサンプトン)にも言及している。
トルコ『アナドル通信』で11日に掲載されたインタビュー記事によると、ウマルコーチはトルコ国内クラブに対して「日本人選手にもっと関心を寄せるべきだ」と指摘。海外挑戦1年目でサウサンプトンからギョズテペへレンタル移籍していた松木を「彼はトルコで成功した」と評価すると、欧州クラブへ移籍する日本人選手の数について、以下のように語っている。
「トルコでプレーする日本人選手は少ないが、その理由があまり理解できない。長友佑都はガラタサライで非常に良いプレーを見せて、優勝に貢献した。トルコは日本サッカーにもっと目を向け、日本からの良い選手を獲得する必要があると思う」
「ドイツ、イングランド、ベルギー、スペイン、ポルトガルは、日本から獲得した選手に非常に満足している。トルコもこれをもっと重視する必要がある。もし日本から選手を獲得するのであれば、1人だけではなく2人を獲得すれば、よりスムーズに適応できる。非常に遠い国から来た場合、自分たちの文化に近い文化を見つけられないと、適応に苦労するからだ。そこを重視すれば、非常に大きな成果を得られる」
そのウマル氏は、日本サッカー全体の傾向や日本人選手の特徴も分析。「彼らは非常に規律正しく、自分の仕事に忠実である。技術とダイナミズムの面で非常に優れていると思う」と述べているが、欧州へ移籍する日本人選手は少ないと考えているようだ。
「(欧州へ移籍する日本人選手の)人数が少なく見えるかもしれないが、これは文化的な側面がある。なぜなら、日本人は愛国心が非常に強く、国内にとどまることを好むからだ。日本は安全で清潔な国でもある。道徳についても非常に注意を払っている。もちろん、欧州の多くの国は現在、以前ほど安全ではなくなっている。日本人はそうした点も非常に重視しているため、もしかすると多くの日本人選手が移籍していないのかもしれない」
広島で有望株の育成を手掛けてきたウマル氏。日本代表MF川村拓夢をはじめ複数の選手を海外クラブへ輩出しただけに、神戸でも若手選手のサポートが期待される。
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