
湘南ベルマーレ下部組織出身であるU20日本代表DF小杉啓太は、アイントラハト・フランクフルトでFIFAワールドカップ北中米大会日本代表MF堂安律とチームメイトだったが、わずか半年で移籍する可能性が浮上。フランクフルトのアルベルト・リエラ前監督から”構想外通告”を受けたという。
ドイツ『Frankfurter Allgemeine Zeitung』によれば、リエラ監督は小杉に対し「君は不要」と直接伝えていたとのこと。スタンド観戦を命じられた20歳は、自ら志願してU21チームへ合流し、下部リーグ戦でのプレーを求めたという。
小杉はおよそ半年前、スウェーデン1部ユールゴーデンIFからフランクフルトへ完全移籍。移籍金は650万ユーロ(約13億4000万円)であり、ボーナス付きという大型契約だった。『Aftonbladet』が報じたその数字を踏まえれば、クラブが支払った対価と現実の扱いの落差は、あまりにも残酷だ。
ユールゴーデンIFで2シーズンにわたりスウェーデン1部リーグ屈指のサイドバックとして評価を確立。そのパフォーマンスが高額の移籍金を正当化したはずだった。だが、ブンデスリーガでは一度もピッチに立つことは無かった。
ドイツ『Frankfurter Rundschau』は、リエラ監督が小杉を「徹底的に無視していた」と報道。20歳の若手選手に対する指揮官の態度は、育成どころか排除に近いものだったとみられる。
一方で状況が一変する可能性はある。当のリエラ監督は成績不振により解任済み。新指揮官の下で評価が好転する可能性を『FAZ』は示唆しており、残留のシナリオはゼロではないとみられる。
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