FC東京からサガン鳥栖へ期限付き移籍中のDF木村誠二は、U23日本代表の一員としてパリ五輪に参戦。GK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)と同様、森保ジャパン(A代表)入りが期待される中、京都サンガ時代のチームメイトが同選手にまつわるエピソードを語った。
FC東京下部組織出身の木村は、2021年に京都へ期限付き移籍すると、その後もSC相模原やモンテディオ山形へ武者修行。2022シーズン途中にFC東京へ復帰したが、出場機会に恵まれず、今年は鳥栖でプレー。ここまでリーグ戦13試合にスタメン出場するなど、鳥栖の守備陣を支えている。
そんな木村は今年4,5月開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選4試合でフル出場し、2ゴールをマーク。大岩ジャパンの優勝に大きく貢献すると、パリ五輪本戦でも4試合中3試合でフル出場している。
この木村の活躍ぶりは、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月12日から配信開始の「やべっちスタジアム」でも話題に。日本代表、京都OBの李忠成氏が同選手の良さにスピード、パワー、予測能力の高さを挙げた上で、予選前に食事をともにしていたことを明かしている。
「パリ五輪予選前に『お前頑張れよ!』と、はるばる福岡まで行って超高級寿司を奢った。そのおかげで、彼は五輪予選に出て、本戦でも活躍していたと言っても過言ではない。なので、俺のおかげ。将来A代表でも活躍すると思う」
また番組MCの矢部浩之さんから「高級寿司がなくても活躍したと思う」と突っ込まれると、「いやいや、していない、と思いたい」と胸を張った上で、「(良くなるための)きっかけの声がけができるのであればしたい。僕もそのような形で変わってきたので」と後輩思いの一面を強調した。
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