Jリーグ ジュビロ磐田

伊東純也所属ランス戦前に…磐田のダイナミックプライシング巡り物議!福岡は…

ジュビロ磐田 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田は今月24日にホームのヤマハスタジアムで、日本代表FW伊東純也やFW中村敬斗ら擁するリーグアン(フランス1部)スタッド・ランスと対戦。この親善試合を前に、一部Jリーグ公式戦でのダイナミックプライシング(価格変動制)試験導入を公式発表したが、ファン・サポーターからの賛成・反対意見や不満が相次いでいる。

 磐田は23日、今年8月開催のホームゲーム2試合(対北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス)でダイナミックプライシングによるチケット販売を実施するとアナウンス。試験導入の背景について「ジュビロ磐田では、ファン・サポーターの皆様のニーズを知ることでサービス向上を図る手段の一つとして、需要に応じて価格を設定するダイナミックプライシング(価格変動制)を検討しております」と公式サイトにて説明している。

 この発表を受けて、ネット上では「クラブとしてチャレンジを支持する」「収益増加の可能性ある」と前向きな声がある一方で、「ダイナミックプライシング導入する意図がどのチームもおしなべて雑」「早めに購入する熱心なファンが損するだけのイメージ」「ジュビロが勝つ試合を見せられない中でよくやるね」といった反対意見や批判も。「アビスパ福岡はダイナミックプライシングをやって、客単価は上がったものの、観客数が少ないという問題が出てきた」という指摘も見受けられるなど、議論が白熱している。

 Jリーグでは、北海道コンサドーレ札幌やアビスパ福岡など複数クラブがダイナミックプライシングを導入。新型コロナ感染拡大の影響による収益減少の対応策として採用するクラブもある。

 また札幌は2023シーズンJ1最終節・浦和レッズ戦(札幌ドーム)でもダイナミックプライシングによるチケット販売を実施。アウェイ席が大人1名あたり8050円にまで跳ね上がったことが議論の対象となっていたほか、福岡は今季序盤にホームで観客数1万人以下の試合が続いていた。