日本代表MF相馬勇紀は、2023/24シーズン限りで期限付き移籍先のポルトガル1部カーザ・ピアACを退団。名古屋グランパス復帰の可能性が報じられていたが、本人は海外挑戦続行を望んでいるという。
同選手はFIFAワールドカップ・カタール大会の舞台でプレーすると、昨年1月に名古屋からカーザ・ピアへ期限付き移籍。加入1年目からリーグ戦18試合の出場で2ゴール1アシストと結果を残すと、今季は32試合の出場で5ゴール3アシストをマーク。主力選手として活躍していたが、カーザ・ピアは先月26日に相馬の退団を公式発表。ポルトガル紙『レコルド』は退団の理由について「買い取りオプションの設定額が高い。オプション行使は困難だ」と伝えていた。
一部で名古屋復帰の可能性が報じられている相馬は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月4日放送開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、「海外でプレーしたい」と去就に言及。内田氏から希望の移籍先を訊かれると「ブンデスリーガに行きたいですね」と、ドイツを挙げている。
すると、シャルケのアンバサダーである内田氏は「シャルケというチームがあるんだけど。今2部で頑張っているけど、助けてくれないかな?」と、自身の古巣をプッシュ。相馬は「1部が良いですね」と受け流した。
DF板倉滉(ボルシアMG)やDF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)の古巣であるシャルケは、吉田在籍時の2022/23シーズンにブンデスリーガで17位に終わり2部降格。2023/24シーズンも1部自動昇格圏の2位ホルシュタイン・キールから勝ち点25差の10位と振るわなかった。
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