
名古屋グランパス所属の日本代表DF藤井陽也には、ベルギー1部アンデルレヒト移籍の可能性が取りざたされている。そんな藤井の去就に関する代理人のSNS投稿が話題に。27日正午時点で名古屋が同選手の去就に関して公式発表していないだけに、一部のファン・サポーターからは厳しい声も上がっている。
藤井は2018年12月に名古屋のトップチームへ昇格。プロ3年目までは出場機会に恵まれなかったが、4年目の2022シーズンにJ1リーグで31試合出場とブレイク。2023シーズンはリーグ戦全34試合でスタメン出場したほか、今年3月には日本代表に初招集。来年1月1日に行われる国際親善試合タイ戦に向けての代表メンバーにも名を連ねるなど、今後更なる飛躍が期待されている。
そんな藤井の去就を巡っては、ベルギー紙『La Derniere Heure』をはじめ複数メディアがアンデルレヒト移籍の可能性を報道。ベルギーメディア『Voetbal』は移籍金が180万ユーロ(約2億8000万円)になる見込みだと伝えていた。
すると、JFA登録仲介人(代理人)のひとりが27日午前にインスタグラムでツーショット写真をアップし、「名古屋グランパス後輩の藤井陽也選手」と投稿。
「日本代表選出おめでとう。そしてベルギー1部移籍もおめでとう。はるちゃん、頑張ってきてね!ベルギーで飯行く約束しました」と、海外移籍が決まったことを“フライング発表”したのだ。
この投稿はスクリーンショットにより、X(旧ツイッター)で瞬く間に拡散。「やっぱり名古屋退団なのね…」「海外でも頑張ってね」といったコメントがある一方で「リリースも出てないのにベルギー移籍とか」「まだ正式発表されていないけど…」と否定的な声もある。
なお当該代理人は、13時時点で「名古屋グランパス後輩の藤井陽也選手、日本代表選出おめでとう。はるちゃん、頑張ってきてね!久しぶりにボール回しした。はるちゃんと甲田のパス強すぎ」と投稿内容を一部変更。それでも一部SNSユーザーから「おい!まだベルギーへの移籍は公式発表されてないぞ!」「ベルギー移籍しちゃうんですか…」といったメッセージが寄せられている。
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