ブンデスリーガ公式サイトは前半戦終了時点での「シュートセーブ数」をランキング形式で紹介している。
第5位はハノーファーGKフィリップ・チャウナー。昇格組ながら11位と健闘したチームで16試合で5度の無失点を記録。64本のシュートをセーブし、その阻止率は74.4%を記録した。
第4位はヘルタ・ベルリンGKルン・ヤルステイン。最大の武器は、落ち着き払ったプレーと反応の速さ。前半戦は65本のシュートをセーブしたほか、GKでは最多となるロングパスを記録し、前線のベダド・イビシェビッチらにパスを供給し続けた。
第3位はボルフスブルクGKクーン・カステールス。チームは12位と不本意な前半戦に終わったが、その原因をカステールスに求めることはできない。不調のチームの中でコンスタントなパフォーマンスを続け、93本の被シュートのうち72本をストップ。クロス処理の回数ではリーグトップの33本を記録している。
第2位はケルンGKティモ・ホーン。ケルンの今季前半戦はすべてが悪い方向へと転がり、文字どおり悪夢に終わった。リーグワーストの32失点という成績を象徴するように、相手に許したシュートもリーグ最多の108本を記録。ホーンの奮闘がなければチームはさらに失点を重ねていたに違いない。
第1位はブレーメンGKイリ・パブレンカ。今季ブレーメンに加入したチェコ人GKはすぐにレギュラーの座を勝ち取った。セーブ数はホーンと同じ76本ながら、セーブ率(79%)で上回り1位を獲得。前半戦の全17試合でゴールマウスに立ち、5試合を無失点で切り抜けている。
GK大国ドイツが誇るブンデスリーガの守護神たちに後半戦も注目だ。
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