明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉に所属するブラジル人FWマテウス・サウダーニャ(22)は、来日1年目での現状に満足しているようだ。29日、ブラジルメディア『Esporte News Mundo』が伝えている。
サウダーニャは2020年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECバイーアでトップチーム昇格を果たすと、2020シーズンは先発出場こそなかったもののリーグ戦17試合で途中出場し2ゴールをマーク。そして今年1月にはジェフユナイテッド市原・千葉へ1年レンタルにより加入。5月1日開催のJ2リーグ第11節・アルビレックス新潟戦でデビューすると、第12節・レノファ山口戦からリーグ戦13試合つづけて先発出場するなど、来日1年目から多くのチャンスを得ている。
そんなサウダーニャ母国メディアのインタビューでJリーグ初挑戦について聞かれると「チーム内で唯一のブラジル人ということもあって、みんなが僕によく声をかけてくれたから(新天地の環境に)すぐに慣れたね。とても気分がいいし、クラブでも街でも安心して過ごせるよ。日本の文化は素晴らしい。みんなとても礼儀正しく、リスペクトしてくれる。それに必要な時にいつでも助けようとしてくれるね」
「この国のサッカーはブラジル(のサッカー)とは違う。(試合の)リズムが少し異なるけど、(自分の持っているものを)捧げることで、なんとか慣れることができた。チームメイトやアシスタント、通訳の助けも借りたよ」とコメントを残している。
そして同選手は今季の目標を問われると「我々の最大目標はJ1リーグ昇格だったけど、重要な試合で負けたり引き分けた。今は6試合つづけて負けていないし、この好調な時期にできるだけ多くのゴールを決めたいね。(チームとしても)ここ数シーズンよりも良い順位につけたいよ」と意気込みを語った。
なお、ジェフユナイテッド市原・千葉は30日にレノファ山口との一戦に臨む。この試合でベンチスタートとなったサウダーニャは今季ここまで3ゴールをあげているが、ここから得点数を伸ばすことができるのだろうか。
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