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ロシアW杯で日本代表と対戦したファルカオ、ガラタサライが放出検討も…

ラダメル・ファルカオ 写真提供:Gettyimages

 トルコの強豪ガラタサライはコロンビア代表FWラダメル・ファルカオへの獲得オファーが届いた場合には放出に応じるかもしれない。11日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 現在35歳のファルカオは2018/19シーズン終了後に契約満了によりモナコを退団すると、2019年夏にガラタサライへ加入。昨季は公式戦17試合で先発出場したものの、3度にわたり負傷離脱。そして今季は開幕から2得点をあげるなど好パフォーマンスを披露していたものの、昨年11月に大腿筋に問題を抱えると以降は2試合の出場にとどまっており、現在も戦列を離れている。

 ガラタサライはファルカオとの契約期間を2022年6月まで残しているが、クラブ首脳陣は負傷離脱を繰り返す同選手の放出を検討している模様。また、アルゼンチン国内屈指の強豪であるリーベル・プレートが選手サイドにコンタクトをとったものの、ファルカオはこのオファーに興味を示さなかったと伝えられていた。

 その中、ガラタサライの副会長はファルカオについて「彼は不運な時期を過ごしており、我々は彼の怪我が完治するのを待っている。現時点で彼に対する獲得オファーは届いていないが、もし来た場合にはコーチングスタッフに情報を共有してどうするのか決めることになる。ただ、ファルカオは我々にとって非常に価値のあるフットボーラーだ」と語っている。

 かつてアトレティコ・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドなどヨーロッパのビッグクラブに在籍し、ワールドカップ・ロシア大会で日本代表と対戦した過去を持つファルカオだが、戦線離脱を繰り返す現状に対して複雑な心境を抱えているはずだ。