代表チーム ワールドカップ

プレーオフで敗退のイタリア、ウェールズ、アイルランド、W杯出場の可能性を残す

イタリア代表 写真:アフロスポーツ

 2026FIFAワールドカップ(W杯)予選が終了し、出場を目指していた国々が敗退した。イタリアは3大会連続で出場を逃し、アイルランドやウェールズ、北アイルランドも予選敗退となった。一方で、敗退国に対して大会出場の可能性がわずかに残されている状況にあるようだ。

 UKメディア『Express』は「敗退した国々に対して、W杯への扉はわずかながら開かれたままとなっている」と報じた。この背景には、中東で続くアメリカ合衆国との対立を受け、イランの出場資格が精査されている状況があるとのことだ。

 仮にイランがW杯出場を辞退した場合、国際サッカー連盟(FIFA)は規定6.7に基づき、代替チームを独自の裁量で決定できる。「参加加盟協会が辞退または除外された場合、FIFAは必要な措置を講じ、他の協会に置き換えることができる」とされている。

 代替候補に関して明確な制限はなく、アジア連盟における未出場国の中で最上位のチームが選ばれる可能性がある。この場合、アラブ首長国連邦が該当するが、同国は最終予選でイラクに敗れており、中東情勢が判断をさらに複雑にする可能性があると同メディアは指摘した。

 また、3チームによるグループ編成という選択肢もあるが、各組3位の一部が決勝トーナメントに進出する大会方式に影響を及ぼすため、運営上の問題が生じる。そのため、W杯開幕まで3か月を切った状況でも、イタリアなどにとって出場の可能性は残されている。

 イタリアは、FIFAランキングにおいて未出場国の中で最上位に位置している。イランはグループGに入り、ベルギー、ニュージーランド、エジプトと同組となっているが、現時点で正式な辞退は確認されていない。