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セルティックの取締役会が、ファンに対する「見下した」姿勢で批判される

セルティック 写真:アフロスポーツ

 スコットランド・プレミアシップのセルティックで、クラブの取締役会とサポーターの対立が深刻化しているようだ。

 スコットランドメディア『Glasgow World』は、過去に同クラブにも所属していた元ストライカーのアンディ・ウォーカー氏が、セルティック上層部の「傲慢さ」と「見下した態度」を厳しく批判したと伝えている。今2025/26シーズンを通じて、セルティックでは移籍市場での補強失敗やサポーターグループ「グリーン・ブリゲード」への禁止措置などを巡り、抗議活動が相次いでいる。

 ウォーカー氏は「一般論として、セルティックというクラブは、サポーターに対して話す際の傲慢さと見下した口調を改めるべきだと思う」と述べたと同メディアは伝えた。

 同氏はさらに「年次株主総会でも明らかだったように、その傲慢さと見下した態度は露骨であり、あまりにも長く続きすぎている」と指摘。ホームゲームではほぼ毎試合、「取締役会を解任せよ」というチャントが響いている。

 サポーターの抗議は、今シーズン開幕時のUEFAチャンピオンズリーグ予選でカザフスタン1部のカイラト・アルマトイにPK戦で敗れた時点までさかのぼる。クラブはそれ以前の移籍市場でMFマット・オライリー(オリンピック・マルセイユ)やFWニコラス・キューン(コモ1907)らを売却して資金を得ていたにもかかわらず、その代役を補強しなかったとして、取締役会はチームを財政面で支えていないと批判された。

 同メディアによると、この9か月間、「セルティック・ファンズ・コレクティブ」が抗議活動の中心となっているとのことだ。彼らは10月、クラブ商品の不買や試合日の支出抑制を呼びかける「Not Another Penny」キャンペーンを立ち上げた。

 セルティックは、現地3月22日に行われたダンディー・ユナイテッド戦で0-2で敗れた。同試合後、怒りを爆発させたファンから取締役会メンバーを守るために警察が対応にあたった事実もあり、今後のクラブの動向が注目を浴びている。