
ガンバ大阪所属のチュニジア代表FWイッサム・ジェバリは、4日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝の第1戦・ラーチャブリー戦でベンチ外。試合翌日、Xでラマダンについて解説したことにより話題を呼んでいるが、8日に行われるJ1百年構想リーグのV・ファーレン長崎戦では出場の可能性があるとみられる。
ジェバリは試合後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「いつも応援と優しさをありがとうございます。日曜日に会いましょう。ラマダン・カリーム」と投稿。この「日曜日に会いましょう」というメッセージから、長崎戦での出場を示唆しているのではないかとファン・サポーターの間で注目が集まっている。
さらに同選手は、イスラム教徒にとって神聖な月である「ラマダン」についてもSNSで説明した。チュニジアでは人口の約99%がムスリム(イスラム教徒)とされ、ラマダンは信仰生活において特別な意味を持つ期間だ。
ジェバリは「ラマダンは世界中のムスリムにとってとても意味深く特別な月です。この月の間、私たちは日の出から日没まで断食をします」と説明。日中は食べ物や飲み物を口にしないが、「ラマダンは単なる断食ではない」と強調する。
投稿では、ラマダンが心を見つめ直す時間であることにも言及。「祈り、自分を律し、感謝の気持ちを深める期間」であり、神とのつながりを強める神聖な時期だと語った。また、断食を通して空腹や喉の渇きを体感することで、貧困や困難に直面している人々への共感や思いやりを学ぶ意味もあるという。
くわえて、イスラム教には「ザカート(喜捨)」という教えがあり、財産の約2.5%を困っている人々のために寄付する文化があることも紹介。日没後には「イフタール」と呼ばれる食事を家族やコミュニティで共にし、感謝や絆を深める習慣もあると説明した。
ジェバリはラマダンについて「精神的な成長、自己規律、思いやり、寛大さ、感謝の気持ちを育む期間」と表現し、「本当に大切なものを思い出させてくれる時間」と締めくくっている。ACL2では出場機会がなかったジェバリだが、SNSのメッセージからは次戦への意欲もうかがえる。8日の長崎戦でピッチに立つのか、注目が集まりそうだ。
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