Jリーグ 鹿島アントラーズ

ルヴァン杯の鹿島アントラーズ戦前に…栃木シティFW「俺が最強すぎる」と投稿

YBCルヴァンカップ 写真:Getty Images

 栃木シティはクラブ史上初のJリーグ参入にもかかわらず、2025シーズンの明治安田J3リーグで2位と躍進。3月20日にYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦の鹿島アントラーズ戦を控えるなか、FW田中パウロ淳一が栃木が好調である理由を綴った。

 プロサッカー選手のみならず、YouTuber、TikTokerでもある田中は、ここまでJ3リーグ全5試合でスタメン出場し、3月16日の第5節テゲバジャーロ宮崎戦で1ゴールをマーク。18日にXで「栃木シティがやばすぎる」と切り出すと、「朝から続く冷たい雨中、チームの特徴である攻撃力を活かし前半に3点そのまま勝利。2年連続昇格の勢いのまま、現在2位。今矢監督のもと攻撃力に磨きをかけ、長いシーズンをどう戦うのかが気になるポイントである」とチームの現状について綴っている。

 また、栃木が強い理由として「まず俺が最強すぎるww」と投稿。「今1番Jリーグで目立つ男。と言いたいが、作ったチャンスは1本のみ。国友が丁寧なパスをくれたから余裕が生まれて良かったものの、ここまでイキって試合に負けてたらと思うと冷や汗が…」などと、自身の状態を説明している。

 つづいて田中は「縁の下の力持ち」として、チームメイトのDFマテイ・ヨニッチやMF関野玄弥を絶賛。前者について「後ろから全部跳ね返す。絶対競り合いたくないし、コーナーももし相手にいたらと思うと怖すぎるwwそしていつも俺を褒めてくれる。俺一人っ子だから褒められて伸びるタイプだし嬉しい」などと綴ると、後者については「小気味良いドリブルキープからゴールに繋がるパスを出す中盤の走り屋。1人だけ固定スパイクなのに芝で滑る事もなく、日々の体幹トレが効いているのでしょう」と解説している。

 この2選手にくわえて、田中は大栗崇司代表取締役社長にも言及。「栃木シティをJリーグに持ち上げたパワーの根源。2年前僕を拾ってくれた時も、5部なのにJリーグに行くと強調していた。ほぼ黒ひげ。目標を宣言できる事は非常に強い。施設は完璧に揃ってJ3でもトップクラス。だからこそ今年絶対昇格したい」と、同社長とのやり取りの一部を明かしている。

 元川崎フロンターレ所属の田中、かつてセレッソ大阪の主力選手として活躍していたヨニッチなど、J1でのプレー歴がある選手を擁している栃木。J1屈指の強豪である鹿島相手にジャイアントキリングを成し遂げるのか、Jリーグ新規参入クラブの今後に注目が集まる。