ワールドカップ 南米

W杯南米予選、アルゼンチン対ブラジルのチケット価格が2倍に

アルゼンチン 写真:Getty Images

 現地時間3月25日に開催される2026FIFAワールドカップ(W杯)南米予選の伝統の一戦、アルゼンチン代表対ブラジル代表のチケット価格が、2倍に跳ね上がっているようだ。 アルゼンチンの名門クラブであるリーベル・プレートの本拠地エル・モヌメンタルで行われるこの試合は、多くのファンにとって負担の大きい価格設定となっている。

 アルゼンチンメディア​『Olé』によると、一般席は110,000ペソ(約1万5,223円)、プラチナ席は350,000(約5万円)~510,000ペソ(約7万円)と、前回の対戦から大幅に値上がりした。最高額チケットは約478ドル(約7万円)相当、最安値チケットは約95ユーロ(約1万5,325円)相当となっている。

ソン、ソランケらが第2戦のアルクマール戦に備える
Keep WatchingNext video in 8 seconds
 

 これを基準に、世界の主要スポーツイベントと比較するとどうなるのか。

 2024年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の最も高額なチケットは711ユーロ(約11万円)。2025年スーパーボウル(アメリカンフットボール)の最安値チケットは3,980ドル(約59万円)、最も高額な席は4,915ドル(約72万円)。これらと比較すると、今回のアルゼンチン対ブラジルはかなり安い。

 また、北米プロバスケットボールリーグNBAファイナルのチケットは793ドル(約12万円)からだが、ボストン・セルティックス対ロサンゼルス・レイカーズの試合での最安値チケットが485ドル(約7万円)と、今回のアルゼンチン対ブラジルと同水準だ。

 さらに、3月23日に開催されるスペイン代表対オランダ代表(UEFAネーションズリーグ)のチケットは、最安値35ユーロ(約5,646円)、最高値350ユーロ(約6万円)。アルゼンチン対ブラジルが、より高額となる。