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浦和退団のリンセン、母国復帰もサポーターからは望まれていない?

FWブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 オランダ1部エールディビジのNECナイメヘンは1月5日、FWブライアン・リンセンが1年半の契約で加入することを発表した。2022年6月にJ1の浦和レッズに加入し、2024年契約満了で退団するまでにJ1通算39試合4ゴールを挙げていたリンセン。期待されていたJ1の舞台では目立つ活躍が出来ずに母国に戻る結果となった。

 そんな中、ナイメイヘンの公式インスタグラムにはリンセンの加入に際して、34歳となった同選手の年齢を気にするコメントや批判的な意見が散見された。

 「もう白髪」「単なるパニック買いの習慣」「なんというナンセンスな男だ」「エールディビジに戻ってきましたか?ゴールの仕方をまだ忘れていないことを願っています」「(選手として)高齢者」「彼は何歳ですか?」「ブライアンがこのチームから降格することを願っている」「ブラジル人を雇いましょう」「うわー、彼が来るとは思わなかった」

 エールディビジの強豪フェイエノールトから鳴り物入りで浦和に加入したリンセンだったが、加入直後にフランスの強豪パリ・サンジェルマンとのプレシーズンマッチに初出場し、その試合で負傷を負った。その後も日本では波に乗れないまま契約満了となっているだけに、ナイメイヘンでの奮起が期待される。

 なおナイメヘンには日本代表FW小川航基をはじめ、MF佐野航大、2024年8月に加入したFW塩貝健人が所属しており、2024/25シーズン、リーグ第17節を終えてチームは12位となっている。小川と塩貝はリンセンとのポジション争いを繰り広げることになりそうだ。