サンフレッチェ広島は2024年12月28日、U19日本代表MF中島洋太朗と2025シーズンの契約更新で合意したと公式発表。同選手の残留は決定的とみられたが、ここに来て海外移籍の可能性が浮上。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)ケルンからの関心が報じられている。
ケルンの専門サイト『GEISSBLOG』は1月3日、独自に入手した情報として「ケルンは中島の獲得に興味」とリポート。同クラブの若手コーチ数名が以前、広島とのパートナーシップ提携の一環として来日した際、同選手のパフォーマンスを評価したほか、選手本人もドイツでケルンのトライアルトレーニングを受けたことがあるという。
ただ中島と広島の契約は2027年1月まで残っているとのこと。記事には「おそらく中島の獲得は、2025年夏まで難しい」と綴られているが、ケルンは「6桁なかば」の移籍金を支払う用意がある模様。日本円にして100万ユーロ(約1億6000万円)未満とみられる。
現在18歳の中島は、2023年9月に広島トップチームとプロ契約を締結。2024シーズンはJ1リーグ戦で12試合に出場したほか、DFチェイス・アンリ擁するVfBシュツットガルトとの親善試合でプロ初ゴールをマークしている。
なおケルンには、かつて奥寺康彦氏、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、MF長澤和輝(ウェリントン・フェニックスFC)、それに広島OBの槙野智章氏が在籍。2024/25シーズンはドイツ2部リーグ第17節終了時点で9勝4分4敗と首位を走っている。
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