Jリーグ 浦和レッズ

日本代表と対戦も!浦和レッズが元ブラジル代表DF獲得狙う。移籍金16億円超

アドリエウソン(写真右) 写真:Getty Images

 FIFAクラブワールド2025へ参戦する浦和レッズ。柏レイソルからブラジル人MFマテウス・サヴィオの獲得が決定的とみられるなか、オリンピック・リヨン所属の元ブラジル代表DFアドリエウソンの獲得も狙っている模様。同選手のもとには、以前Jリーグクラブからのオファーが届いていたという。

 現在26歳のアドリエウソンは、身長182cmで右利きのセンターバック。2019年6月にU22ブラジル代表の一員として第47回トゥーロン国際大会に参戦し、決勝のU22日本代表戦でもベンチ入りするなど、早い時期から頭角を現していたが、2021年にスポルチ・レシフェで構想外扱意を受けると、その後はUAE1部アル・ワスル、ブラジル1部ボタフォゴFRと渡り歩いていた。

 そして2024年1月にはボタフォゴからリヨンへ完全移籍も、リーグアン(フランス1部)で3試合の出場にとどまり、わずか8カ月で期限付き移籍によりボタフォゴへ復帰。リーグ戦6試合にスタメン出場するなど、ボタフォゴのブラジル1部リーグ優勝に貢献したが、2024年12月に期限付き移籍期間満了で同クラブを退団している。

 フランスメディア『RMC』が1月2日に伝えたところによると、アドリエウソンにはサウジアラビアのアル・イテファク、トルコ1部トラブゾンスポル、浦和が関心。記事では「彼はリヨンへ復帰も、将来についてまだ決断していない」「浦和やトラブゾンスポルなどと交渉中」と綴られているが、リヨンは移籍金として1000万ユーロ(約16億2000万円)を求めているという。

 なお、アドリエウソンには過去にもJリーグ挑戦の可能性が報じられていた。アル・ワスル退団直後の2022年7月、ブラジルメディア『Jovem Pan Esportes』のガブリエル記者は「彼のもとにはブラジル、米国、日本、ポルトガルのクラブからオファーが届いている」とリポート。オファーを提示したJリーグクラブの名前は挙げなかったが、以前から浦和の補強リストに同選手の名前が載っていた可能性は排除できない。