ヴィッセル神戸所属の元日本代表MF山口蛍はJ1連覇に貢献も、12月8日開催の明治安田J1リーグ最終節・湘南ベルマーレ戦終了後に主将を辞任。インスタグラムアカウントにおける異変にくわえて、移籍報道にもファン・サポーターの注目が集まっている。
同選手のインスタグラムアカウントでは、12月12日時点でJ1連覇に関する投稿がないほか、プロフィール欄から神戸に関する文言が削除。プロフィールのアイコンも変わっただけに、「山口蛍、プロフィールとプロフィール写真からヴィッセルが消えた…」「山口蛍は今シーズンまでだったのかな」「蛍、退団かも…」など、退団を予想する声が。「どの写真、映像見ても蛍の笑顔が無さすぎる」とJ1優勝セレモニーにおける同選手の様子も話題になっていた。
報道によると、J1昇格を逃したV・ファーレン長崎が山口の獲得に動いているとのこと。「神戸から離れないで!」「神戸にとってはかなりの痛手なのでは?」「最近の行動見る限り出て行っても特に驚きはない」と神戸退団の可能性に関する声が湧き起こっている。
ただ一方で、「長崎は間違いなく諸々の環境がいい」「選手人生も終盤戦に差しかかってきたタイミングで後一歩でJ1に昇格できない長崎を第一線に押し上げるってのは挑戦しがいのあるプロジェクトだよね」など、移籍の可能性に理解を示すコメントも。「齊藤未月が完全復活するならまだしも、まだまだ蛍がいる上でスタメン争いさせるべき」と、神戸の中盤の陣容も議論の対象となっている。
現在34歳の山口は、2018シーズン終了後にセレッソ大阪から神戸へ完全移籍。加入1年目から天皇杯優勝を成し遂げると、2020シーズン以降も中盤に必要不可欠な戦力として存在感を発揮。2023シーズンはリーグ戦32試合の出場で4ゴールを挙げ、クラブに初のJ1タイトルをもたらすと、背番号を「96」に変更して臨んだ2024シーズンは、7月13日の第23節・北海道コンサドーレ札幌戦までほぼ全試合でスタメン出場。しかし、8月26日の練習中に左膝外側半月板損傷、左大腿骨外顆軟骨損傷という大怪我を負い、シーズン後半戦は4試合の途中出場に終わった。
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