Jリーグ ファジアーノ岡山

ファジアーノ岡山がJ1を戦うために絶対手放せない選手トップ5

ファジアーノ岡山 写真:Getty Images

2024明治安田J2リーグのJ1昇格プレーオフ決勝が12月7日に行われ、ファジアーノ岡山がベガルタ仙台を2-0で下しクラブ史上初のJ1昇格を果たした。岡山は今季、開幕から4連勝を含む7戦無敗と好スタートを切って以降、引き分けの続く期間もあったが上位をキープ。リーグ戦5位で2022シーズン以来となるプレーオフ進出を決めていた。プレーオフへ入ってもリーグ戦で見せた安定感は変わらず、4位モンテディオ山形との準決勝に続き決勝の仙台戦でも無失点勝利。大一番でも堅守を披露して昇格を勝ち取った。

J1からJ3までの全カテゴリーがリーグ戦の日程を終えたこともあり、ここから各クラブ補強の話題が本格化するなかで岡山も初のJ1に向けどんな新戦力を迎えるのかが注目される。一方で、今季の安定した戦いぶりをベースにチームを強化していくためには既存戦力の維持も極めて重要だ。もちろん、すべての選手が重要な戦力であることに違いはないが、ここでは岡山が特に手放せない選手を5名ランキング形式で紹介していく(期限付き移籍中の選手は対象外とする)※12月8日時点の情報に基づく。

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ルカオ 写真:Getty Images

5位:ルカオ

昨季岡山へ加わったFWルカオ。昨年は28試合で1ゴールに留まったが、今季は33試合と出場機会を増やし5ゴール4アシストの結果を残した。開幕当初はベンチスタートがほとんどだったが、シーズン途中期待の新戦力であったFWグレイソンが負傷により長期離脱を余儀なくされた影響もあってかスタメンでの起用も増えた。

強靭なフィジカルを活かした突破が最大の魅力。相手に寄せられてもお構いなしで突き進むパワフルなドリブルでチャンスを作り出すことが可能だ。プレーオフ決勝の仙台戦でも、途中出場から前線で圧倒的な存在感を放ち2点目のアシストも挙げている。J1の舞台でも、チームにとってゴールをこじ開ける大きな武器になることは間違いないことから手放せない選手5位とした。


田上大地 写真:Getty Images

4位:田上大地

今季開幕前、J1アルビレックス新潟から新たに岡山へ加わったDF田上大地。過去には新潟のほかにもV・ファーレン長崎、柏レイソルと3クラブで昇格を経験したベテランは、岡山でも重要な役割を果たしたと言えよう。開幕からスタメン出場を果たすと、シーズン中2度の退場もあったが33試合に出場。センターバックの一角を担いリーグ屈指の堅守を支えた。

ボールを奪い取る競り合いの強さはもちろん、今季は得点源としても存在感を発揮。セットプレーの場面打点の高いヘッドなど、シーズンを通して自身キャリアハイとなる5ゴールをマークしている。守備での貢献度に加え、チームで2番目に多い得点数など岡山にもたらしたものが多いことから手放せない選手4位とした。

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名前大島俊亮
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