
日本サッカー協会(JFA)は11月26日に移籍リストを更新。新たに鹿児島ユナイテッドFC、レノファ山口、藤枝MYFC退団が決まっている選手が記載されたが、ヴィッセル神戸、清水エスパルス、大分トリニータ在籍歴のあるFW藤本憲明(鹿児島を退団)の去就に注目が集まっている。
JFAの公式サイトで掲載された移籍リストには、今季ガイナーレ鳥取、ロアッソ熊本、愛媛FCに在籍していた選手にくわえて、FW端戸仁、MF中原秀人、DF広瀬健太、FW有田光希、GK大野哲煥(いずれも鹿児島を退団)、MF佐藤謙介、MF山瀬功治、MF田中稔也、DFヘナン(いずれもレノファ山口を退団)、GK菅原大道、MF小関陽星、DFウエンデル、DFカルリーニョス(いずれも藤枝MYFCを退団)がリスト入り。ただ、鹿児島から契約満了により去る藤本は名を連ねていない。
現在35歳の藤本は、JFLの佐川印刷S(SP京都FC)でプレーした後、2016年にJリーグへ参戦。同年から2シーズンつづけて鹿児島所属選手としてJ3得点王のタイトルを獲得すると、その後は大分、神戸、清水と渡り歩き、2023年1月に再び鹿児島へ。復帰1年目の2023シーズンに、J3リーグ32試合でプレーし、今季もJ2リーグ29試合の出場で5ゴールと結果を残したが、鹿児島は11月4日に同選手の退団をリリースしている。
移籍リストに掲載されず、いずれのクラブも交渉することが可能とはみられないだけに、ネット上では「藤本は新天地決まったのかな?」「藤本の名前がないということは、どこかと交渉しているかも」「藤本を必要とするクラブはありそう」といった声が。「藤本憲明、大分へ帰ろう」などと、大分復帰待望論も湧き起こっている。
神戸でFWダビド・ビジャやFW古橋亨梧(現セルティック)らとポジション争いを繰り広げるなど、トップレベルでの経験が豊富な藤本。30代中盤とはいえ、多くのファンがJリーグのピッチに立ち続ける同選手の姿を期待しているはずだ。
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