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堂安律につづき…低年俸・守田英正も移籍?スポルティングと契約延長報道も…

守田英正 写真:Getty Images

 SCフライブルク所属MF堂安律には、2025年1月にステップアップ移籍の可能性が浮上。ビッグクラブ入りが期待されているが、日本代表選手ではスポルティングCP所属MF守田英正にも移籍のチャンスが巡ってくるかもしれない。

 川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、2022年夏にスポルティングへ加入した守田。1年目から中盤でレギュラーに定着すると、2023/24シーズンはリーグ戦29試合の出場で2ゴール4アシストとリーグ優勝に貢献。ルベン・アモリム監督から絶大な信頼を寄せられているだけに、今季も中心選手という立ち位置に変化はない。

 現地で高評価を受けているだけに、契約延長の可能性は2023年秋頃から再三にわたり報じられていたが、いまだに公式発表はなし。ポルトガル紙『O JOGO』は2024年6月、新契約の内容について「2026年6月から2028年6月まで契約期間を延長。年俸が50万ユーロ(約8400万円)から80万ユーロ(約1億3400万円)にアップするほか、契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)に引き上げられる」と伝えていたが、2024/25シーズン開幕以降は音沙汰がない状況だ。

 そんななか、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は30日、マンチェスター・ユナイテッドがアモリム監督の招へいむけて、スポルティングに契約解除金1000万ユーロ(約16億5000万円)を支払う可能性を報道。ユナイテッドは成績不振によりテン・ハフ監督を解任しており、後任の確保を急いでいるものとみられる。

 そのアモリム監督は以前、守田について「指導した中で最高の選手のひとりだ」「すべての監督が、一度は日本人選手を指導すべきだ」などと称賛したことで話題に。守田本人もインターネット動画配信サービス『DAZN』制作の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、「加入1年目から信頼されている感じがあった」などと指揮官に対する思いを語っていた。

 くわえて守田は同番組で「チャンスがあれば(移籍したい)。他のリーグを知りたいと、ずっと思っている。今だとプレミアリーグがすごく勢いがあるので、すごく興味深い」と、移籍の可能性にも言及。アモリム監督と相思相愛の関係にあるほか、契約延長が正式決定していない現状を踏まえると、シーズン途中でステップアップ移籍する可能性は考えられる。

 日本代表でも替えのきかないセントラルミッドフィルダーとして活躍しているだけに、以前から「スポルティングでの年俸が低い」などと騒がれていた守田。恩師とともにプレミアリーグへ挑戦することはあるのだろうか。