セルティック所属FW古橋亨梧は、10月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でも日本代表に招集されず。一部から異論は湧き起こるなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェイズ第2節ボルシア・ドルトムント戦でのスタッツが話題になっている。
10月2日開催のドルトムント戦では、前半7分に先制ゴールを許すと、2分後にFW前田大然のゴールで同点に追いつくも、その後に次々と失点。1-7と大差で敗れただけに、『BBC』をはじめイギリスの複数メディアは「セルティックはCL出場レベルにない」「セルティックがただ弱いだけ」と切り捨てたほか、古橋をはじめスタメン出場の選手を酷評している。
サッカー専門サイト『Sofa Score』はドルトムント戦出場選手を採点しているが、古橋は10点満点中「6.5」と低評価に。ボールタッチはわずか12回であり、このうち5回は失点後のキックオフ。残り7回の内訳は、2度のタックル、1度のインターセプト、2度のクリアであり、攻撃の局面では2度しかボールに触れていない。
度々、日本代表落選で議論の対象となっている古橋だが、FW浅野拓磨(RCDマジョルカ)の代役としてFW大橋祐紀(ブラックバーン)を招集した森保一監督のメンバー選考は妥当かもしれない。
英メディア『グラスゴー・ワールド』は9月24日に「欧州カップ戦における古橋のパフォーマンスを、日本代表監督が監視している」とリポート。これによると、森保監督は「CLでのパフォーマンスは間違いなく(代表選考の)基準に含まれる。私はCL優勝を目指すクラブに対して、どれだけ良いパフォーマンスを発揮できるか注目している」と語っていたという。
欧州カップ戦でのパフォーマンスを選考基準のひとつであることを踏まえると、ドルトムント戦における古橋の出来は、森保監督を満足させるものであるとは到底考えられない。マンチェスター・シティ移籍の可能性が報じられているとはいえ、11月開催の最終予選でも代表落選の可能性が高いとみられる。
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