Jリーグ サンフレッチェ広島

広島マルコスJrがフリー移籍?1年の契約延長可能も「交渉難航」

マルコス・ジュニオール 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオールにフリー移籍の可能性が浮上。契約延長交渉の難航が報じられているほか、契約内容の一部が明らかになったという。

 昨年夏に横浜F・マリノスから広島へ完全移籍したマルコス。即戦力としての活躍が期待されたものの、コンディション不良に悩まされてレギュラー定着に至らず。今季もここまでリーグ戦で3試合のスタメン出場にとどまっている。

 そんな中、ブラジルのサッカー専門YouTubeチャンネル『RTI』は今月10日に「マルコスは日本でプレーを続けるつもりであることを明かした一方、母国復帰も検討している。契約延長交渉は難航。両者ともに契約延長すべきだと確信していない」とリポート。

 これによると、両者の契約期間は2025年1月までであるが、記事では「マルコスは事前に合意した目標を達成しているため、1年間契約を延長することが可能だ。サポーターからの支持も得ている」と綴られている一方、今年夏の時点で他クラブと事前契約を結ぶことも可能だという。

 マルコスの去就を巡っては、ブラジルメディア『arnfutebol』が今年6月にブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマからの関心を報道。ブラジル国内では一時フルミネンセ復帰待望論が湧き起こっていた。

 なお広島は先月、元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスランを獲得。今月7日のJ1第25節・東京ヴェルディ戦では積極的な攻撃参加を見せるなど、上々のデビューを飾っただけに、マルコスの序列低下が心配される。