Jリーグ サンフレッチェ広島

大橋祐紀がブラックバーン移籍へ。広島と契約残り2年半も現地「移籍金低い」

大橋祐紀 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島のFW大橋祐紀が、イングランド2部ブラックバーン・ローヴァーズFC移籍に向っている模様。現地メディアが交渉状況や移籍金額を伝えている。

 現在27歳の同選手は、湘南ベルマーレで5シーズン以上にわたりプレー。2023シーズンにJ1リーグで13ゴールを挙げると、複数クラブからの関心が報じられる中、シーズン終了後に広島へ完全移籍。今季もここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で11ゴール2アシストと、絶対的ストライカーとして活躍しているが、わずか半年で舞台を海外へ移すことになったという。

 英メディア『フットボール・リーグ・ワールド』は今月23日に「ブラックバーンが大橋獲得へ。すでに広島と交渉している」とリポート。これによると、2023/24シーズンのイングランド2部リーグ戦で27ゴールをマークしたアイルランド代表MFサミー・スモディクスに、リーズ・ユナイテッドなど複数クラブが関心を寄せている模様。ブラックバーンは同選手の後釜として大橋の獲得に動いているという。

 また大橋と広島の契約期間は残り2年半であるとのこと。記事では「移籍金は100万ポンド(約2億円)よりはるかに低い」と綴られれているほか、同選手に国際Aマッチでのプレー経験がないが、イングランドでの就労ビザ取得に問題はないとの見方を示している。

 ブラックバーンはかつて1994/95シーズンにプレミアリーグを制覇も、2011/12シーズンを最後にプレミアリーグの舞台から遠ざかっている。2023/24シーズンは3部降格圏から勝ち点3差の19位と、かろうじて2部残留を果たしている。