元日本代表MF橋本拳人が今月3日、スペイン2部SDウエスカを今季限りで退団することを発表。ネット上では、ヴィッセル神戸やFC東京復帰を求める声が湧き起こっている。
現在30歳の橋本は、2020年7月にFC東京からロシア1部ロストフへ完全移籍も、ロシアのウクライナ侵攻をうけて、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置により2022年3月末から同年7月まで神戸でプレー。神戸退団後にウエスカへ移籍すると、加入1年目から中盤の主力選手として活躍。2023/24シーズンはビザ発給を巡る問題で開幕から出遅れたものの、スペイン2部リーグ戦で31試合に出場し2ゴールをマーク。今月2日の最終節レバンテ戦でもフル出場していた。
その橋本は3日にインスタグラムを更新。ウエスカのユニフォームを身にまとう自身の姿をアップするとともに「昨日の試合を最後に2年間在籍したSDウエスカを離れることを決めました」と、ファン・サポーターに退団を報告。「クラブとしても個人としても苦しい2シーズンでしたが、最高のチームメイト、スタッフと共にかけがえのない時間を過ごすことができました。そしてここで出会った全ての人に感謝したいと思います。次のチームは決まっていませんが自分らしく突き進んでいきたいと思います!」と、移籍先が未定であることも明かした。
また、スペインメディア『ラ・ホルナダ・デ・アラゴンTV』は「橋本はウエスカで66試合に出場し、2ゴールをマークした。この日本人選手との契約はまだ1年残っているが、彼はそれを履行しない」とリポート。同選手は昨年9月、ウエスカと新たに2年契約を結んでいただけに、移籍金が発生する可能性も考えられる。
この同選手SNS投稿を受けて、ネット上では「橋本拳人帰ってきてほしい!」「松木玖生が海外移籍するだろうし、FC東京復帰にはベストのタイミングなのでは?」「橋本をもう一度ヴィッセル神戸で見たい!」などと古巣復帰待望論が挙がっている。
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