明治安田J1リーグ第13節のアルビレックス新潟対浦和レッズが、今月11日にデンガビッグスワンスタジアムで開催。浦和所属MF伊藤敦樹に対する一部サポーターの行為を巡って議論が白熱している。
昨年に日本代表戦でデビューするなど、Jリーグ屈指のミッドフィルダーとして注目を浴びている伊藤。今季は開幕から低調なパフォーマンスを露呈していたが、今月6日開催の第12節・横浜F・マリノス戦で2ゴールを挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。そして新潟戦でもスタメン出場し、66分までプレー。ゴール、アシストこそなかったものの、浦和は4-2と勝ち点3をつかんでいる。
試合後、X(旧ツイッター)では浦和サポーターとみられるSNSユーザーが、新潟駅でファン・サポーターに囲まれる伊藤の様子を画像でアップ。「伊藤敦樹イケメン!」「新潟駅に伊藤敦樹いた」という報告が相次ぐ一方で、「選手を囲むのはやめるべき」「みんなに迷惑かかる」「写真とかサインを求めるのは違う」といった批判も。過密日程や当日移動による選手の疲労を考慮するよう求める声も挙がっているほか、「浦和は声明を出すべき」「他クラブのように移動中のファンサービス自粛をお願いしたら良いんじゃないかな」というクラブへの提案も見受けられる。
なお、選手・スタッフ移動時のファンサービス対応について、サンフレッチェ広島やセレッソ大阪など、一部のクラブはサインや写真撮影などを求める行為を控えるよう、ファン・サポーターに呼びかけている。今月15日にホームでの京都サンガ戦を控えているだけに、浦和サポーターにはより一層の配慮が求められる。
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