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エメルソン・サントスがJ1柏復帰へ。期限付き移籍先で構想外と現地報道

エメルソン・サントス 写真:Getty Images

 柏レイソルからブラジル2部アトレチコ・ゴイアニエンセへ期限付き移籍のブラジル人DFエメルソン・サントスが、期限付き移籍期間満了により柏へ復帰する模様。アトレチコの来季構想から外れたと、現地で報じられている。

 サントスは2021年3月にブラジル1部パルメイラスから柏へ完全移籍。しかし来日1年目にJ1リーグで8試合の出場にとどまると、2022シーズンは公式戦ほぼ全試合でメンバー外。今年7月末にアトレチコへ期限付き移籍により加入も、加入から数日後のトレーニングで左足アキレス腱断裂という大怪我を負い、シーズン後半戦を棒に振った。

 そして今季はブラジル2部リーグで14試合に出場も、8月以降はほぼ全試合で出番なし。期限付き移籍期間が今年12月までとみられる中、アトレチコの情報に精通しているグスタボ・ラモス記者が「サントスは来季、アトレチコに残らない」とリポート。

 「2022年に柏からレンタル移籍により加入したサントスは大怪我から回復したものの、アトレチコでのプレーを続けることができなかった」とし、柏への復帰がほぼ確実との見通しを示している。

 なお柏はサントスの獲得の際、パルメイラスに移籍金900万レアル(当時約1億7000万円)を支払って同選手の保有権の70%を取得したとブラジル国内で報じられている。またドイツ発『トランスファーマルクト』によると、柏とサントスの契約期間は2024シーズン終了後までとのことだ。